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志望校別 傾向と対策

  • 海城中学校の傾向と対策

    算数(120点/50分)

    海城中学の算数は、大問6題構成で、設問数は15~20問です。海城中学の算数の傾向として考えさせる問題が多いため、時間配分には注意が必要です。
    図形問題が頻出で、特に相似・面積比は例年出題されています。また、近年作図問題も出題されていますので、コンパスの使い方や基本的な作図のやり方は覚えておくことが重要です。全体を通して、頻出分野が決まっているのも特徴の一つで規則性、場合の数、食塩水の濃度、還元算等は対策をしておくと良いです。他の上位校と違い、途中式や考え方を書かせる問題はありません。そのため、途中式で得点を加算することが出来ないため、最終的な解答まで出す必要があります。また途中式がないことから、ケアレスミスをしてしまうと、その問題で得点は得られませんので注意が必要です。

     

    国語(120点/50分)

    海城中学の国語は例年大問2題構成です。
    長文は、小説・物語から1題、論説・説明文から1題となっています。文章量は男子校としては比較的多めではありますが、内容自体は読みやすい文章というのも特徴の一つです。試験時間から逆算すると読むスピードは必要な力といえます。また記述では、50字以上の問題も例年出題されていますので、日頃から要点をまとめる練習を積んでおきましょう。小説・物語は、主人公の心情の変化を予想して、読んでいくことが大切になります。心情の変化は文章内に明確に記述してある訳ではないので、小説に慣れておくことが重要です。論説・説明文は、ポイントとなる部分をいかに見つけられるかが鍵になります。基本的に文章内に逆説等の指示語には特に注意しておきましょう。

     

    理科(80点/45分)

    海城中学の理科は、大問4題構成です。各分野から大問が1問ずつ出題されています。
    各分野とも頻出単元があり、大問1の物理分野では光や力学の単元から、大問2の化学では物質の変化、大問3の生物では動物、大問4の地学では天体、気象というようになっています。物理分野では特に計算問題も出題されますので、対策が必要と言えます。実験を基にした表の読み取り問題やグラフ作成問題も出題されていますので、過去問を繰り返し解き、慣れておくことが重要です。

     

    社会(80点/45分)

    大問は1題です。リード文に各分野の内容が盛り込まれています。リード文の文章量は多く、設問も記述形式が多いため、時間配分を考えて解かなければ時間が足りなくなる可能性もあります。記述は、資料やデータの読み取りから記述させる問題が多く、やはり読解力と思考力を重視した問題作りとなっています。歴史からは文化、地理からは産業や外交が比較的出題されていますが、その他の範囲からも出題がありますので、幅広く学習する必要があります。また例年、時事問題の出題もありますので、日頃から新聞やニュースなどをチェックしておくことも重要です。

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