四谷進学会による慶應義塾中等部の傾向と対策です。

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志望校別 傾向と対策

  • 慶應義塾中等部の傾向と対策

    算数(100点/45分)

    慶應義塾中等部の算数は、大問6題前後になります。
    45分という時間の中で設問数が例年20問程度あり、1問あたりに掛けられる時間が平均2分前後と、問題を解くスピードとミスなく解く力を重視した問題構成になっています。
    「図形」問題が例年頻出で、相似比や図形・点の移動からの面積変化などが出題されています。その他の分野に関しては、割合と比や、数と性質が出題されやすく、問題の難易度としては比較的解きやすい問題が多いと言えます。基本的な問題だけでなく、応用問題も出題はされますが塾のテキストで出てくるような典型的な出題方法が多いため初めて見る様な難問は、あまり出題されていない傾向にあります。設問数と試験時間から考えると1問1問にあまり時間が掛けられませんので、時間を掛けて1問解くよりも、解く問題と解かない問題の取捨選択を行う判断力も重要になっていると言えます。

     

    国語(100点/45分)

    国語は例年5~6題程度で長文読解1~3題、漢字、知識問題という構成になっています。
    長文の出題傾向としては、小説や物語よりも説明文や随筆分が出題されています。文章自体は比較的読みやすい文章になりますので、文章を読むこと自体には時間をあまり掛けずに読み進めることを意識しましょう。知識問題は、敬語や語彙に関する問題が頻出で例年出題されています。大問としても独立していますし、長文読解の中でも語彙を問う問題は出題されていますので、対策が必要になります。また、慶應義塾中等部の特徴として手紙を書く、もしくは俳句を書く問題が例年出題されています。知識や思考力だけでなく、表現力も重要になります。過去問を繰り返し解き慣れておくと良いです。

     

    理科(50点/25分)

    理科は例年大問5題構成です。
    試験時間が25分で設問数も25問前後の為、1問につき平均1分で解いていかなければなりません。
    各分野の頻出単元はありますが、覚えた事をすぐに思い出し書きだすアウトプットの練習を繰り返し行い、問題を解くスピードを上げる必要があります。特に「力のつり合い」「ばね」の単元は計算問題になりますので、早く解きながらも計算ミスの内容に注意しなければなりません。全体を通して基本問題が中心になりますが、塾のテキストなどにはあまり記載されていないような知識を問う問題や、紛らわしい選択問題も多いので過去問を解き時間の掛け方を計算しておくことも重要です。

     

    社会(50点/25分)

    社会は例年大問7題前後になります。
    理科同様に時間に対しての問題量が多いため、スピードが求められます。全ての問題が解ききれない可能性もありますので、問題を解く優先順位を予め決めておくことも重要です。対策として、一問一答形式の問題集等を繰り返し解き、問題に対してすぐに答えられる練習をしておくことも必要になります。近年は記述問題も出題されていますので、いかに選択問題に時間を掛けずに解き進め記述問題に時間を割けるかが鍵になります。また、慶應義塾中等部の特徴でもある地図に書き込みをする問題は白地図などで都道府県の位置や重要な建築物などの位置を覚えておくことも重要です。

     

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