四谷進学会による世田谷学園中学校の傾向と対策です。

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志望校別 傾向と対策

  • 世田谷学園中学校の傾向と対策

    算数(100点/60分)

    世田谷学園中学の算数は、大問6題構成です。以前は算数が120点、国語100点と傾斜配点になっていましたが、2011年度より算国ともに100点という配点になっています。
    算数は、他の教科と比べ合格者平均点と受験者平均点に開きがある科目で合否に最も影響する科目になります。
    まず大問1では小問集合が出題されます。各単元からの基本的な問題になりますので、しっかり得点を取れるように塾のテキストの例題などは確実に解けるようにしておきましょう。大問2以降では、「図形」「速さと比」「規則性」などが頻出になります。いずれの問題も難易度は比較的高めになっていますので、対策が必要です。「図形」に関しては立体図形に関する体積などの求積問題は難易度も高く得点率に開きのある問題になりますので、過去問等を繰り返し解き対策を立てましょう。また世田谷学園中学では、解答用紙で考え方を書かせるスペースが設けられています。答えまで導き出せなくても、なぜこのような途中式になったのかを書くことで、部分点が確保出来るように練習しておくことも重要になります。

     

    国語(100点/60分)

    世田谷学園中学の国語は、大問2題構成です。長文は、小説・物語から1題、論説・説明文から1題となっています。
    文章量は比較的短めで、内容自体は読みやすい文章になっています。そのため、得点差に開きがでないため落とせない教科になります。知識問題なども漢字の読み書きや基本的なことわざ、同音異義語などが出題されますので、得点をしっかり取れるように演習しておくことが重要です。
    小説は、文章内に直接的な解答があまり記述されていません。登場人物の心情を予想しながら、読み進めていき、心情を読み解くことが大切です。これは、いかに量に触れているかで大きく変わりますので、小説は日頃から読んでおくとよいかと思います。論説・説明文は、文章内で作者が述べたい事をしっかり理解する必要があります。逆説等の指示後には特に注意して読むこともポイントです。80字程度の記述問題も出題されますので、問われている内容を簡潔にまとめる練習をしておくことが重要です。

    理科(50点/30分)

    世田谷学園中学の理科は、大問4題構成です。各分野から大問が1問ずつ幅広く出題されています。
    各分野とも頻出単元があり、物理分野では「力のつり合い」の単元から、化学分野では「水溶液」「物質の変化」、生物分野では「動植物のつくり」、地学分野では「天体」、「気象」というようになっています。物理分野では特に計算問題も出題されますので、対策が必要と言えます。実験を基にした表の読み取り問題やグラフ作成問題も出題されていますので、過去問を繰り返し解き、慣れておくことが重要です。また観察からの出題もありますので、途中経過から結果に至るまでの流れとして捉えておくことが重要です。

     

    社会(50点/30分)

    世田谷学園中学の理科は、大問3題構成です。各分野から幅広く出題され、各大問ごとにメイン教科はありますが、他の教科とも絡めた融合問題として出題されています。
    各分野の頻出単元につきましては、歴史分野では文化・日本との関係性のある諸外国との関係性、地理分野では産業や外交、公民分野については 日本国憲法や三権分立などからの出題になりますが、他の単元からも幅広く出題されています。また例年、時事問題の出題もありますので、日頃から新聞やニュースなどをチェックしておくことも重要です。

     

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