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志望校別 傾向と対策

  • 城北中学校の傾向と対策

     城北中学校の国語は例年大問2題構成です。

     長文は1題。物語文から出題されるのが一般的なようです。

     思わず読み耽ってしまうような素敵な文章を多く取り上げていますが、文章量は多いです。大問は一つなので、なんとかカバーはできるとは思いますが、読みのスピードは当然求められます。

     城北中学校の合格者平均は6割前半です。安定的にこの点数を取っていくためには2つのポイントが挙げられるでしょう。

     第1に漢字力です。城北中学校では知識問題の出題がほとんど見られず、漢字が10題というのが最近の傾向のようです。ここで多くの得点ができるように準備をしておく必要があります。同音異義、同訓異字、書きにくい字というように頻出事項ですが、容易ではありません。日々の漢字練習こそが克服の鍵です。

     第2は、当然ながら記述力の養成です。5~6問程度の記述問題が出題されています。一般的には、ここが合否の分かれ目とされるでしょう。闇雲に多くの記述問題を解いても、あまり成果は上がらないのではないでしょうか。まず、やるべきことは答案作成においての「型」の確立だと思われます。採点官は受験生の文章を評価しているのではありません。表現力の拙さなどたいした問題ではないのです。書くべきポイントが書かれているかに尽きます。そのポイントをチェックすることが採点ですから、答案を作る側はその項目を挙げ、それを順番通りに並べていく作業ができれば、記述問題で7割の得点は容易に獲得できます。記述問題のほうが選択式より簡単だという意見はこのようなところからきているのではないでしょうか。「型」の確立と申し上げたのは、項目として挙げるべきポイントはどのようなものか、その順番はどのようにしていくのかということです。たとえば、一気に80字での記述をするのではなく、20字20字35字の3つのブロックを作り、それをつなげるというイメージでしょうか。そのやり方を定着させたうえで、過去問演習をしっかりと行っていけば、基礎を重視する城北中学校の記述は十分に対応できるはずです。

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