四谷進学会による逗子開成中学校の傾向と対策です。

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志望校別 傾向と対策

  • 逗子開成中学校の傾向と対策

     逗子開成中学校の国語は例年大問3題構成です。
    長文は2題。論説・説明文系から1題、論説系の随筆から1題出題されるのが一般的なよ うです。文章量は一般的か、やや少なめと言えそうです。読み取りのスピードアップのための方策は特に考えなくてもよいでしょう。文章の内容ですが、内容理解にはさほど困難さはないと思われます。内容としては深い文章も見られますが、小学生にとって把握が困難な文章ではないようです。この点についても特に対策は不要でしょう。

     逗子開成中学校の合格者平均は7割弱であり、無用な失点は避けたいところです。そうなると、大問1での知識問題の重要性がより増してきます。漢字を中心とした問題です。同音異義、読みづらい訓読みなどを中心とした極めて標準的なレベルの問題です。日々の鍛練の差がここで明らかになるでしょう。決して簡単なものではありませんが、ここで8割以上の得点ができるかが、全体として7割以上を取れるかの鍵になるかと思われます。知識問題を第一に日々の勉強を進めてください。

     大問に一つずつ、計2問の記述問題の出題が予想されます。全体の精読を基とした出題ではないようです。具体的な設問指示で、根拠とすべき該当箇所は比較的容易に見つけられるはずです。「記述力」の差はあまり明確にならないでしょう。それでも、記述問題に不安があるのであれば、設問指示に基づいて答えるべき内容を箇条書きにしていく練習をしていけば対応は可能だと思われます。それをつなげて、多少不格好でも文にしていくという練習を重ねてみてださい。

     内容一致の問題では、消去法的発想が必要なようです。選択肢全体の内容から判断すると大きく失点する虞があります。だいたいいいんじゃないかな、こんなふうなことが書いてあったなという意識では間違いが多くなるでしょう。選択肢の文をブロックごとに切っていき、そのブロックごとで正否を判断していく練習がふさわしいと思われます。文全体が誤りという選択肢は少なく、正しい核に誤りの説明を加えるというのがこの手の設問でよく見られることです。その点を忘れずに、文中の明確な根拠を基に対処してください。そのためにも本文への線引きは行うべきだと考えます。

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