四谷進学会による東大寺学園中学校の傾向と対策です。

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志望校別 傾向と対策

  • 東大寺学園中学校の傾向と対策

    算数(100点/50分)

    東大寺中学の算数の傾向としては、文章題と図形問題で約8割を占めています。他の学校では計算問題で点数を取れるかもしれませんが、東大寺中学ではあまり期待できません。
    文章題では例年、場合と数の分野からの出題があり、図形問題では容積、対称図形が頻出です。図形分野については、苦手な方も多く点差の開きやすい問題になりますが、パターンに慣れてしまえば得点源にもなりえますので、過去問を中心に慣れておくのが良いでしょう。また問題の難易度と時間から考えると、点の取れる問題と取れない問題の取捨選択も必要になります。苦手分野で時間が掛かりそうな問題に当たったら、捨て問にして取れる問題に時間を割くのも一つの方法です。
    平成26年度では最高点91点、最低点6点、平均点43.1点と全教科を通して、もっとも点数に開きのある科目になります。ここで、いかに得点をと通れるかが合格への大きなポイントになるといえるでしょう。

     

    国語(100点/50分)

    東大寺中学の国語は、漢字・四字熟語などの小問と長文という構成です。
    漢字などは、難易度はそこまで高い問題は出題されません。普段、塾で行っている漢字学習や、慣用句の学習をしっかりしておきましょう。
    長文は、物語文・説明文からそれぞれ出題されます。時間と文章量から考えると、いかにスピードを持って正確に読めるかがポイントになります。特に物語文は、比喩的表現や象徴表現に関する問題も出題されますし、主人公の感情を想像しながら読み進める必要がありますので、日頃から読みなれておく必要があるでしょう。
    説明文は、文章内に解答に直結する内容などが書かれている事も多いので、逆説等の接続詞には特に注意して読み進める必要があります。
    国語は、他の教科と比べると例年平均点が6割以上と高めですので、確実に点数を取っておく必要があります。

     

    理科(100点/50分)

    大問は7問程度です。合格者平均としては、70点前後になります。
    各分野から幅広く出題されます。分野別の頻出範囲としては、物理分野のてこ・バネなどの力学、生物分野の昆虫、化学分野の水溶液、地学分野の太陽・月などは出題が多くなっています。また全体を通して問題文が長いので、問題内容の理解に重点を置かなければならないと言えます。比較的、難易度も高い為、例年平均点も低くなっています。確実に取れる範囲を取って他の科目で差をつけるというのが理想です。

     

    社会(100点/50分)

    社会も理科同様、各単元から幅広く出題されます。図や資料からも読み取り問題も例年出題されておりますので、過去問を解いて慣れておくとよいでしょう。また、時事問題も例年出題されています。日頃から新聞に目を通す習慣をつけた方がよいです。
    社会は平均点が4教科中もっとも高く7割前後になります。一番の得点源にもなりますので、重点的に勉強するのも良いかと思います。
    昨年度は合格者最低点が228点ですので、過去問を解く際には目安として、どの教科で何点を目標にするかをハッキリさせて解くとよいでしょう。

     

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