理科・中学受験|科目別勉強法-プロ家庭教師なら四谷進学会

ご家庭での自習をする上で学力向上に役立つ学習方法について解説します。

科目別勉強法

中学受験・理科-科目別勉強法

      

■入試問題について
中学受験の理科では『志望校の入試問題(傾向)を知る』ことが大切です。偏差値や種別(男子校・女子校や付属校・進学校など)が同じような学校でも、出題傾向が全く異なることがあります。4分野(物理・化学・生物・地学)が均等に出題されている学校もあれば、特定の分野の配点が大きい学校もあります。また、受験用教材に書かれている内容と同じような問題が多い学校もあれば、その場で考えさせる(説明文のような)問題が多い学校もあります。また、用語を答えさせる問題が多いのか、記号で答えさせることが多いのか、計算問題は多いのか、記述問題はあるのか、時事問題は出題されるのかなど、細かくチェックすればきりがないのですが、お時間があるときに入試問題に目を通されることをお勧めします。もちろん、「○○中学に入れたい。その傾向は生物(特に植物)の配点が大きい」からといって、生物しか勉強しないというのではなく、授業で植物の単元が扱われたときには、日頃より少し多目に時間をかけて復習するなどがよいと思います。

■学習の仕方について
4・5年生や6年生も過去問演習に入るまでは志望校別の学習というよりも、全般的な学習が中心になります。そのとき、『頭から出す勉強(アウトプット)』をしているかが大きなポイントです。時間をかけて学習しているのに、成績に反映されない場合、「テキストを読んでいるだけ」ということが考えられます。また、問題は解いているのに不正解が多い場合は、『正確に覚えること(インプット)』が曖昧なこと・直しが不十分なことなどが考えられます。インプットに関しては、『できるだけ省略して覚えない』『日常使っている言葉と受験理科の言葉がことなる(ことがある)』ことを意識することをお勧めします。例えば「石灰」というと、グランドなどの白線を引くときに使う白い粉を連想されるかもしれません。理科でいうと「消石灰(水酸化カルシウム)」です。また、黒板で使うチョークの主成分は「生石灰(炭酸カルシウム)」です。また、間違えた問題に×をつけて、正しい答えを赤で書くだけで直したと思っている方もいるかもしれません。用語ならまだしも、記号問題はこれでは不十分です。やり直しはお子様にとって自分が否定されているように感じることもあるようです。やり直しをしたときにはしっかり褒めてあげましょう。 また、低学年ではやり直しも難しいことがあります。そのようなときには『授業内容を聞く』ことも有効です。内容に関係なくても構いません。内容を話すことでお子様は自然と復習しています。途中で忘れていることや理解できないところがあると止まります。そのときは、ご自宅ならその場で、(塾などからの)帰宅途中ならば帰宅後に復習するきっかけにもなります。お子様を「○○先生」と持ち上げてあげるのも上手い方法の一つです。

■ある生徒の学習例
そうは言っても、理科は算数と比べると、時間も満点も半分という学校もあり、そんなに多くの時間をかけられないという意見をよく耳にします。そこで、1つの学習例をご紹介いたします。この生徒(Aさんとします)は、6年生の2月段階で理科の偏差値が40台でしたが、受験間近には60台にまで上がり、第一志望校に合格しました。 Aさんの1週間の理科の宿題は、基本問題・演習問題(基本問題とレベルは同じ)・練習問題の3種類でした。授業を受けてから時間が経たないうち(その日や次の日)に基本問題を解きます。基本的な用語などの復習です。○×が問題ではなく、早めに取りかかることがポイントです。ここでは、入試での理科の時間の短さを考慮して、時間を測り、解ける問題だけを解く(わからないものは飛ばしておく)ようにしました。その後、丸つけ・直しをしますが、ここでのポイントは、間違えた問題・気になる問題には『短いメモ(20文字程度)』をつけるようにしました。20文字程度なので、そんなに苦になりませんし、これはテキスト等を調べてもよいとしたので、それほど時間はかかりませんでした。また、短い言葉なので頭にも入りやすいようでした。さらに、短いメモは記述問題にも効果を発揮します。記述問題の大半は20文字程度です。これが40文字なら2つのメモの組み合わせとなります。そして、演習問題を解くと、ミスは大幅に減ります。つまり、直しの時間が短縮されるのです。練習問題は記述もありましたが、それまでの短いメモの言葉を使って書くので、全く書けないということはほとんどありませんでした。

■理科に興味を持たせるために
6年生になれば、上記のような学習はできると思います。まだまだ受験が遠い未来のお子様の場合には、『身近な理科にふれる』ことも大切であると思います。身近な植物を観察する・夜空を見上げて星座などを観察するも立派な理科です。また、スーパーの野菜売り場・鮮魚売り場や花屋さんなどは植物・魚の名前も書いてあってわかりやすいですし、勉強しているという感覚をあまり与えないので取りかかりやすいと思います。 理科の最大のポイントは『興味を持つ』『正確なインプット』『正確なアウトプット』であると考えます。『理科嫌い』なお子様が1人でも多く『理科好き』になることを期待しております。

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