教材情報
ネクストステージ－高校生対象・教材情報
教材の特色
大学受験学習用として多くの高校で採用されている、桐原書店の英文法の総合問題集です。（市販されていますので、高校で使用していない場合も購入して受験用問題集として使うことができます。）
文法、語法、イディオム、会話表現、単語・語彙、アクセント・発音と内容が多岐にわたっているので、この１冊を完全にマスターすれば、ほとんどの入試問題（センター入試を含む）に対応することができます。ポイントが２１８に絞られており、文法内容をある程度マスターしている生徒さんにとっては効率よく学習することができる問題集です。＜左ページ上部に問題・下部に問題文の全訳、右ページ上部に解説と文法内容・下部に解答＞と見開きページで完結していて、見やすい構成となっています。また問題集に対応するアプリも配信されていますので、移動時間など細切れの時間を利用して学習することも可能です。（アプリの問題はゲーム感覚で面白いですよ。）
教材の構成
Part１文法 ― 入試問題集にありがちな過去問を羅列した問題集ではなく、時制・態・助動詞など項目ごとに分類され整然と並んでいますので、高校で学習した内容のみを復習することもできますし、自分の不得意な項目のみ学習することも可能となっています。
Part２語法 ― 文法書には＜語法＞という項目がないため、受験生にとって学習するのが難しい項目が語法です。本書では実際の入試問題を通して学習する形となっているので、パターンとして覚えやすく、マスターしやすい内容となっています。
Part３イディオム― わざわざイディオムのための問題集を購入しなくても、この１冊で十分マスターできます。量もたっぷり掲載されています。
Part４会話表現 ― 会話の定型表現を覚えることを目的とした問題が掲載されています。近年の問題傾向として、会話のやり取りから空所を補充する問題が多いので、是非学習しておきたい内容です。（CDが付いています。）
Part５単語・語い ― 単なる単語集ではなく、名詞・形容詞に絞って、学習内容が定着しているかどうかをみる問題となっています。多義語、反意語、派生語なども扱われており、しっかり学習すると、語彙数が２倍、３倍となる工夫がされています。
Part６アクセント・発音 ― こちらは問題形式ではなく、出題されやすいアクセント・発音のリストとなってています。入試直前のチェックとしても使用できます。（CDが付いています。）
対象学年と学習内容
・中学卒業～高校１年生及び英文法が苦手な人
いきなりこのテキストに取り組むのではなく、先ずは中学英文法の復習、それから高校英文法の基礎をしっかり学習してください。高校の文法学習の補習として、該当項目のみを学習するのは可能です。
・中高一貫校ですでに高校の文法内容を学習している高校１年生及び高校２年生
高校英文法の基礎をしっかり学習したあとで、このテキストに取り組んでください。
・高校２年生～大学受験生
高校英文法の基礎をしっかり確認したあと、このテキストで集中的に学習してください。
早い人で高３が始まるまでに、遅くとも高３の夏休みまでには一通り仕上げてください。
大学受験のための学習方法 ― 最低３回以上は取り組んでください。
１．何も見ないで左の問題に取り組む。１ページ終わったら答え合わせをし、間違えた箇所のチェック欄にしるしを入れる。解説は正解したところも含めて全て読む。重要だと思う箇所、覚えるべき箇所にラインマーカーで線を引く。（解説は面倒くさがらず、必ず全て読んでください。その項目に関する知識が２倍、３倍となります。）
２．１項目が終わったら、新しい問題を解くのと並行して、後ろから追いかけていくように最初に取り組んだ問題を解き直してください。（一度学習してもすぐに忘れてしまうので、ループして繰り返し学習することが重要です。）２回目に解くときに解説をもう一度読んでください。併せて、左ページ下の和訳と問題文を見比べ、和訳できるか、また英作できるか確認してください。２回目の学習で和訳・英作の学習ができます。
３．３回目は間違えた箇所のみさらっと流してください。何度も間違えている箇所は要注意ですので、カードまたは付箋ノートに写して手元に置き、何度も目を通してください。
効率よく学習に取り組めるよう、付箋・ラインマーカー・赤下敷き（付いています）を使用したり、付属CDを聴くなど、いろいろと工夫してmy参考書として学習に取り組んでください。問題テキストは、あれこれ手を出さず、これ１冊と決めて徹底的にボロボロになるまで使い尽くすことが、学力が向上する秘訣です。このテキストはよく工夫された優れたテキストですので、辛抱強く学習に取り組んで、合格の栄冠を勝ち取ってくださいね！
