看板プロ家庭教師

  • 櫻井 庸子 先生

    指導歴35年

    学歴国立 鹿児島大学大学院人文社会科学研究科修了

    教科英語、小論文

    特長・強み豊富な経験に基づいたあらゆるレベルに応じた指導

    インタビュー

    四谷:櫻井先生の教育方針を教えてください。
    櫻井:一人ひとりが本当にやりたいことを見つけるために、そのお手伝いをすることが仕事ではないかと思っています。私は英語や小論文を担当していますが、アメリカやイギリスの文化を伝えると同時に、世界共通語としての英語を通して、コミュニケーション力を身に付けてもらえたら良いと考えています。
    四谷:英語そのものではなく、英語を道具として何かを学ぶということでしょうか?
    櫻井:もちろん、言語学や英米文学などを勉強したいという方もいると思いますが、目的が明確でない場合には、英語を一つの手段として、どのようにして世界を広げていけば良いかを一緒に考えていきたいと思っています。
    四谷:英語に興味を持ちやすい方法はありますか?
    櫻井:まずテキストとして何を選ぶかが重要だと思います。私は鹿児島大学水産学部で教えていましたのですが、元々英語が不得意な子が多かったため、まず興味を持たせることが重要だと考えていました。そこで、最初の授業では必ず、ワトソンとクリックによる「二重らせん」の論文を扱いました。ノーベル賞を受賞したこのネイチャー論文は、A4用紙にしてたったの2枚しかありません。論文自体素晴らしくもあり、非常に読みやすく書かれているので、私にも読めると実感しやすいのです。すると「私は出来る」と勘違いする。その勘違いがすごく大事で、自信が持てるとどんどん進んでいけますよね。もう一つは、興味のある分野からのアプローチも大切です。医師になりたいなら医学系の英文を読んだり、スポーツが好きならスポーツ関係の記事を読むなどして繋げていきます。

    四谷:自分も出来る勘違いというお話は面白いです。
    櫻井:そうですよね。現在担当している生徒さんの例では、冬休み明けのテストの題材として、ディケンズの「クリスマスキャロル」を学校から渡されたため、その対策を行いました。音楽を以前からやっているお子さんで、大変耳が良かったこともあり、DVDを活用して学習しました。まず1回目は日本語の字幕を観て、内容を把握します。2回目は英語の字幕で観ることで、日本語と英語の内容を重ねます。3回目は字幕なしで観るのですが、ある程度文字の情報が入っているので、結構聞き取れるようになっています。4回目は再度、英語の字幕で観て、語られている内容を定着させます。耳が良い子にはこのような方法で結構うまくいきますし、視覚的に捉えることを併せて行うことで、ある程度のレベルまではすぐに伸びていきます。

    四谷:最後に、英語を使って世界に出ていくことの大切さを教えてください。
    櫻井:やはり世界に出てみると思うようにいかないことばかりだと思いますし、それが人を成長させるように思います。日本は便利で、場合によっては、一言も人と話さなくても生きていけるような世の中ですよね。以前ボランティアとして、インドで英語を教えていたことがあります。その頃はちょうどイラン革命の時で、イランからインドまで歩いて来た人や、アフガニスタンから命からがら逃げて来た人達ばかりでした。英語を覚えて、欧米で働かなければ生きていけないという過酷な状況の中、全員が必死になって英語を学んでいました。彼らほど、英語力が向上していく人達を見たことはありません。日本の人達も、海外に出ると自分自身しか頼れないので、自分の殻を破っていけるのではないかと思います。

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