四谷進学会による明治大学付属中野中学校の傾向と対策です。

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志望校別 傾向と対策

  • 明治大学付属中野中学校の傾向と対策

    明大中野中学の国語は例年、読解・知識の大問2題構成です。
    長文は、論説・説明文、またはそれと同系の随筆文の1題となっています。文章量は多めで、これこそが明大中野中学の国語の特徴と言えるでしょう。配点は60~70点です。

     知識事項は、配点が30~40点で、漢字の読み書きが20点前後出題されます。そのほか四字熟語、慣用句、ことわざ、語句の意味、言葉のきまり(文法)などが出題されています。合格のための鍵は、ここでできるだけ得点できるかでしょう。基本的な内容で、奇抜な出題はまず考えられません。各種まとめ教材で十分対応できる出題です。ここを万全に。

     合格には知識の徹底というのが鉄則と思われます。明大中野中学のように、読解問題に特徴がある学校では、読解に目が向きがちですが、その前に知識事項がしっかり固まっていないと、「惜しい」で終わってしまいます。繰り返しとなりますが、知識事項の徹底が必要です。

     読解についてですが、長い文章に戸惑われるかもしれませんが、文章の内容は標準的で、奇をてらった文の出題は見られません。既存のテキスト、模試で十分に対応できます。設問も難問と言えそうな問いは少なく、基本的な問題を手際よく問題を処理していく力が必要となるでしょう。

     明大中野中学では記述の問題は少なく、特に要旨の把握をもとにしたような記述問題の出題はないと考えられます。作者が取り上げているテーマを押さえ、その展開を追いかけていくという読み方が最適でしょう。抽象的な表現、主張の部分、問いかけなどを押さえ、「なぜか」という視点で追いかけていくという読み方です。その練習を繰り返していくことで、よく出題される「言い換え」の問題の解答部分が浮かび上がってくるということが期待できます。「深く読む」ということにこだわらずに、文の流れに沿って、マークしていくという感覚で読んでいればいいでしょう。

     接続語、指示語といった基本問題は必ず出題されます。各接続語の働きについての整理をしてもよいでしょう。「だから」「つまり」が混同している生徒さんを最近よく見かけます。どことどこを接続しているのかをきちんと見ず、雰囲気で接続語を決める生徒も意外と多いので、この点もチェックが必要でしょう。指示語の問題を解くためのルールの再確認も必要かもしれません。

     

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