四谷進学会による東京都市大学付属中学校の傾向と対策です。

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志望校別 傾向と対策

  • 東京都市大学付属中学校の傾向と対策

    東京都市大学付属中学の国語は例年大問4題構成です。
    大問1の長文は論説・説明文、大問2の長文は小説・物語文となっており、大問3に韻文、4は漢字知識問題となっています。

    文章量は多めなので、読むスピードをつける必要があります。出題傾向からして、細部の読み取りにはあまり興味がないように感じられます。細部にこだわらず、文全体を大きく押さえる読み方が求められているようです。論説文の読解の基本を素早く的確に行うことができれば文自体の理解はさほど困難ではないはずです。出典は、他校でもよく取り上げられる作者も多いです。この点についてはさほど気にされなくてよいと思われます。

    この学校の問題で一番気をつけるべきポイントは、必ず1題出題される記述問題の取捨だと言えそうです。親御さんの目からすれば、設問内容はそれほど難しく感じないかもしれません。配点も8点あり、この問題は「おいしく」見えるかもしれません。ただ、学校発表の正答率は0%に近いのです。どうやら、受験生たちにとって、東京都市大附属中学の問題を与えられた時間で解いていくのはなかなか難しいのかもしれません。時間配分を考えると、一般的な実力の受験生にとっては、この記述問題は「捨てる」のが賢明なようです。そのうえで、取れる問題で確実に取っていくことが必要となるでしょう。

    そうなると鍵を握るのが大問3と4になるでしょう。韻文の問題は、表現技法とその効果を確実にマスターすることに尽きます。詩の中で、表現技法が使われている部分を指摘し、それによりどのような効果が出ているのかを理解できれば、標準的な詩の問題は確実に解けます。東京都市大附属中学の問題は基本的な出題をしているので、大問3では全問正解を期したいところです。詩の種類の出題もされていますから、ここも押さえましょう。俳句・短歌も同様の視点で。季語と季節の理解は当然のこと、切れ字の意味もきちんとおさえておきましょう。

    大問4には漢字の知識の問題が出題されています。成り立ち、熟語の構成、部首など、一般的な出題です。東京都市大附属中学に限らず頻出事項なので押さえておきましょう。

     

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