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志望校別 傾向と対策

  • 奈良県立高校の傾向と対策

    内申点と教科別傾向

    ≪合否判定方法≫

    奈良県の合否判定の方法は、内申点学力検査点の加算型です。
    内申点:学力検査点の比重は3:7~7:3の範囲で各高校が選択可能。
    内申点と学力検査点の合計点で定員の90%までは全員合格とする。
    定員の残りの10%については、内申点や面接等の総合所見をふまえつつ、
    学力検査点の高い順に合格としていく。

    【学力検査点】
    5教科 各教科50点満点で250点満点

    【内申点】
    2年生 9教科×5段階   =45点
    3年生 9教科×5段階×2倍=90点
    合計135点満点

     

    ≪入試の傾向と対策≫

    ◆英語(50点満点/40分)

    大問1 リスニング(約10分)
    大問2 長文読解
    大問3 長文読解

    大問1のリスニングについては、約10分程度になるので、残りの30分で大問2、3を解く事になります。
    リスニングについては、絵や図表から内容を読み取る問題や、リスニング内容の文や語句を選択する問題が出題されます。
    大問2は、対話文型の長文読解で、例年、英問英答の問題が2~3題出題されますので、英語での質問に慣れて置く必要があるでしょう。
    大問3は、物語文の長文読解で、少し長めの英作文もありますので、自分の考えなどを英語で表わす練習をしておいた方がよいでしょう。また配点的にも、大問3は全体の約半分を占める事になるので、大問2で時間を掛け過ぎないよう、時間半分にも気をつけながら問題を解き進めていく必要があります。
    全体を通して単語を問う問題は出題されませんので、文章理解に必要な教科書レベルの単語をしっかりを覚えておけば問題はないでしょう。

     

    ◆数学(50点満点/40分)

    大問1 小問集合
    大問2 関数とグラフ
    大問3 平面図形
    大問4 平面図形

    大問1の小問集合については、計算問題や作図問題、空間図形などの基礎的な問題を集めています。全体の中でも配点が約4割を占めているので、ここでケアレスミスなどをしないよう徹底する必要があります。
    また大問3、4では平面図形の問題が出て大問3では関数との複合問題、大問4では証明問題や定理を理解していないと解けない問題が出題されました。空間図形は、あまり出題傾向はないようですので、図形が苦手な方は平面図形の線分の長さ、面積を求める問題の演習を行っておいた方がよいでしょう。

     

    ◆国語(50点満点/40分)

    大問1 説明文
    大問2 古文
    大問3 会話文
    大問4 随筆

    大問1の説明文については、文章自体が難易度が高いわけではなく、基本的な読解力を問う問題が出題されます。例年、様々な分野の文章が出題されますので、色々なジャンルの文章に触れておくとよいでしょう。
    大問2の古文については、例年出題されています。古典の基礎知識や古文単語の基本を覚えておけば解けるレベルの問題になっています。
    大問4については、課題作文が出題されました。例年、1題出題され配点も高めに設定されていますので、準備が必要です。文章の内容について、自分の意見を述べる形の問題になりますので、日頃から文章に触れる際にしっかりと自分の意見を文章に起こす練習をしておくとよいでしょう。

     

    ◆理科(50点満点/40分)

    大問1 小問集合
    大問2 生物
    大問3 地学
    大問4 化学
    大問5 物理

    大問1は小問集合で各分野の基礎問題になります。
    大問2~5に関しては、それぞれの分野からの出題になり、約10点ずつとなっています。
    大問2の生物は、植物や生物に関する実験や観察に関した出題となっています。特に難易度の高い問題はあまり出題がございませんので、基礎をしっかり積むことで得点が見込めるかと思います。
    大問3の地学については、天体や天気・地層からの出題になります。こちらも生物同様に実験や観察からの出題になり、基礎的な問題が多いですので、こちらも基礎の徹底が必須になります。
    大問4の化学も実験からの問題が出題される事が多いです。実験器具の名称や使用方法などは、学校の授業で行われる実験については、その場でしっかり手順から実験結果までの流れをしっかり覚えておきましょう。
    大問5の物理は力学エネルギーが出題傾向としては多くなっています。その他には、光、電力などの計算問題も出題される事もありますので、幅広く演習しておいた方がよいでしょう。

     

    ◆社会(50点満点/40分)

    大問1 歴史
    大問2 地理
    大問3 公民

    大問1の歴史は配点が高めに設定されていて、全体の約4割を占めています。出題範囲も、古代・中世から近世、現代まで幅広く出題されています。
    大問2の地理に関しても、地形図の読み取りから産業分野、事前環境の範囲まで幅広く出題されています。
    大問3の公民は、例年、経済と政治からの出題が多いです。
    社会に関しては、全体を通じて、どの分野も幅広い範囲から出題される傾向にあり、また記述問題が各分野においても出題される傾向にありますので、    用語の意味を理解し、知識を文章化できる様に演習しておきましょう。

     

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