STEM教育|四谷進学会「いま話題の教育ワード」です

専門的なものから、よく聞くけどあまり意味が知られていないものまで、様々な教育に関する情報を更新しています。

いま話題の教育ワード

STEM教育

2017年05月08日

●「STEM教育」とは
今、世界的に注目されている「STEM教育」(ステム教育)という言葉をご存知でしょうか。「STEM」とは、理科(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、算数・数学(Mathematics)の頭文字を合わせたものです。「STEAM教育」は、これらの分野をいかしながら、現実の社会問題を自分で解決するための力を育てるための教育のことです。
21世紀を生き抜く人材を育てる上で、重要視されています。

●アメリカと日本の取り組み
インターネット普及以降の技術革新として、アメリカ合衆国を中心に広まって来ており、元をたどれば、アメリカ国立技術団のリタ・コールウェル理事長が用いたことが名前の由来とされています。
オバマ前米大統領が官民連携の国家戦略として、高等教育でSTEM関連分野の学位取得者を100万人増やすことが目標とされています。アメリカだけでなく、EU諸国、アジアでも重要視されています。アジアでは特に、IT先進国として知られるシンガポールがSTEM教育を進めています。
日本も「STEM教育」の取り組みを進めている国の一つで、他国に遅れずについていくという位置づけになっています。優秀な人材を世界に先駆けて育てるために、より具体的な施策が求められます。日本の中学校にあたるセカンダリースクール全校で、義務教育化する動きも広まっています。また文部科学省で、2020年度から小学校にてプログラミング教育を必修とする提言がされました。

●「STEM」教育の学習内容
環境にやさしく、かつ生活を便利にする扇風機を作るためには、何が必要かを考えることも、「STEM教育」の学習の一つです。扇風機のつけっぱなしを防ぐためのセンサーやコンピューターを組み合わせると良いのではないかなど、算数や理科といった学習した分野をいかして問題を解決する力を育てます。
「STEM」教育を指導する側は、極力答えを教えないということが大切です。自分自身で限界まで学習したことを思い出し、解決策を考えながら、なぜ「STEM」の分野を学ぶのかを理解していきます。最初は問題を与える必要がありますが、ゆくゆくは自分から取り組みたい問題を発見し、自分で解決していく力をつけることが目標です。「何を学ぶのか」より「何故学ぶのか」という点を大切にします。

●「STEM教育」を学ぶ手段
・教室
「STEM教育」は教室に通って学ぶことが出来ます。5歳から段階に分かれて学べるコースがある教室。高校生を対象に学習の実践・研究を行う教室など、さまざまな教室があります。多くの教室は、初めに教材一式を購入するため、教室のコースが終了しても、家庭で教材を活用しながら「STEM教育」を学べます。

・オンライン
習い事や受験勉強、部活動などで忙しく、教室に行く時間がなかなか取れない生徒様の場合、インターネットを活用し、オンラインでの学習も可能です。

いかがでしたでしょうか。「STEM教育」は、自分で解決する力を育てる教育とお伝えしてきましたが、他にも最後までやり遂げる力であったり、論理的に考える力など、社会で活躍する上で大切な能力が身につきます。21世紀で活躍するために、科学、技術、工学、数学を学ぶことはあくまで基礎であり、その上で、思考力、実行力、コミュニケーション力といった能力を高めていくことが必要とされるでしょう。

PageTop

●資料請求・無料体験授業のお申込みについて、一切料金は発生いたしません。教材販売や無理な営業等は一切行っておりませんので、ご安心ください。

Copyright(C)2019 株式会社四谷進学会 All Rights Reserved.