入試まで半年を切る!ここからの過ごし方(中学受験)|四谷進学会の受験お役立ちコラムです

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受験お役立ちコラム

入試まで半年を切る!ここからの過ごし方(中学受験)

2019年09月29日

秋は中学受験生にとって最も忙しい時期です。受験対策で塾に通われている小学生は、学校生活と塾を両立させていかなければなりません。特にこの時期、塾では平常授業に加え、志望校別特訓などの特別講座も始まっています。更に実力判定として模試を受け、志望校の絞り込みを行いながら、過去問にも着手しなければなりません。併願校を決めるために、学校見学に足を運ぶことも必要です。このように、受験に向けて残り半年を切った中で、やらなければならないことが沢山あることが実情ですが、全てを完璧にこなすことは難しいと思います。優先順位をつけながら、不要なものは省き、しっかり取り組むべき内容を見定めることが重要です。

今回は、入試までの残りの期間を、より実りあるものにしていただけるよう、【学習塾と過去問対策】【親子の心身のケア】の2項目についてご紹介します。

 

【学習塾と過去問対策】

塾によっては平常授業で、今までの学習範囲の総まとめに入り、志望校別の対策講座や、オプションの授業がスタートします。難関校の志望者に向けて、各学校名のついた対策講座が行われる塾もあります。志望校がまだ確定出来ていない場合、基本的にはさまざまな学校の過去問を解き、自分に合った出題傾向の学校を見つけていきます。しかし、もう志望校が確定している場合、その志望校の傾向にそぐわない学校の過去問を解いていても、あまり意味はないでしょう。対策講座で扱う過去問が、お子様に合ったレベル、お子様に合った出題傾向でない場合は、ご家庭で志望校の過去問、志望校に沿った頻出分野対策を行う方が賢明かもしれません。

目安として、第一志望の学校は最低でも過去5年分、第二・第三志望の学校は過去3年分を最低でも解くと、出題傾向や時間配分の感覚をつかめるので良いでしょう。年によっては、傾向が変わる学校もあります。過去問は、4科目を解くだけでも、1年分につき約3時間は要します。例えば、過去問カレンダーを作り、日にちごとに解く学校、解く年度、解く科目など、明確に決めて対策をしていくと効果的でしょう。

【親子の心身のケア】

この時期から冬休みにかけて、親の受験とも言われる中学受験は、親御様も精神的な辛さや焦りがあると思います。対してお子様も、学校生活や通塾など、忙しい日々に辛さや大変さがありますが、入試という将来を左右する重大さを、大人ほど理解が出来るわけではありません。本番までの日数や、終わっていない単元を振り返り、パニックに陥る中で、模試の結果や、過去問の点数が更に拍車をかけます。このような状況からくる焦りや不安を、お子様にぶつけてしまうのは、更に悪循環になるでしょう。お子様を追い込まず、受験に向けて足りない部分の解決策を一緒に見つけながら、日々過ごすことが大切です。

6年生は成長期であり、心と体をつくる大切な時期です。受験勉強で、睡眠時間を削りがちなお子様もいらっしゃるかと思いますが、休息をとることは重要です。世間一般の水準に合わせるのではなく、個人差もありますが、必要な睡眠時間はしっかりととりましょう。

 

いかがでしたでしょうか。入試まで半年を切りましたが、やるべき事柄を整理し、必要なことを一つ一つやり切って、悔いのないように当日を迎えられるよう、準備をしていきましょう。

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