神奈川県内の中学受験倍率動向と傾向-四谷進学会

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神奈川県の中学受験の近年の動向

近年の動向

神奈川県の中学受験動向 神奈川県の中学受験は、例年、入試解禁日となる2月1日~7日までの短い期間での勝負になります。近年、自身の偏差値と同じ偏差値帯もしくは少し下の学校を受ける安全志向の傾向は見られていますが、難関進学校や、共学化などの変化を見せている学校等は、例年同様、高い人気を集めています。

また、入試解禁日が早く1月に受験を受けることができる千葉県や埼玉県の学校を「ためし受験」として受験している生徒も多いです。実際の受験の雰囲気に慣れることもでき、安全校を受けることで「合格」という結果を得て、自信をつけて本番に臨むことも出来るという利点もあります。


男子校では、神奈川県の御三家と呼ばれる聖光学院中学校と栄光学園中学校が2月2日、浅野中学校は2月3日が受験日のため、1日実施校は受験生が分散される傾向にあります。また、神奈川県の場合、東京の学校を受ける生徒も多いのも特徴です。
神奈川県の男子御三家はいずれも高校からの外部募集を行わない、完全中高一貫校です。栄光学園中学校は、平成28年4月より学校法人「上智学院」と合併することが話題となりましたが、実質的には上智大学の附属校にはならず、名称もそのままに独立経営が維持されます。また平成29年には創立70周年事業として、新校舎の完成も予定されています。例年、新校舎設立の前後では受験者が増加する傾向にありますので、平成29年前後は受験者数の増加が見込まれます。

聖光学院中学校は、首都圏でも難関進学校の一つですが、現役進学率も高い学校という特徴も持っています。御三家の中で唯一、二次募集(2月4日)も行っている学校で、二次募集は例年、1~3日で難関校を受けてきた受験生が流れてくるため、例年50名の募集枠に対し500名以上の募集を集める高倍率を維持しています。

その他では、慶應義塾普通部も実質倍率が例年3倍前後と高い人気を集めいています。進級できる成績を収めていれば原則的に、系列の高校・大学へ進学できるのが最大の魅力です。高校受験・大学受験がないため、部活動や習い事も大学進学まで継続できるという利点もあります。学校としても、慶應義塾大学への進学を前提とした学習カリキュラムを立てています。

女子校は、フェリス女学院中学校・横浜雙葉中学校・横浜共立学園中学校が神奈川県女子御三家と呼ばれています。フェリス女学院中学校は、系列大学も備えており、内部推薦制度も設けていますが、多くの生徒が難関大学への進学を希望し、外部受験をしています。完全中高一貫として、系列大学への内部進学と、他大学への受験を視野に入れたカリキュラムを行っています。プロテスタント系の学校で日曜礼拝を推奨していることから、受験日が日曜に重なる年には日程を移行しているという特徴もあります。

横浜英和女学院中学校は、青山学院大学と系属校契約を結び、平成28年度より「青山学院横浜英和中学高等学校」と名称も変更されます。それに伴い、平成28年度以降の入学者については、青山学院大学への進学を希望する場合、進学条件を満たす生徒は全員が入学できるということから人気を集めています。さらに、平成30年度より共学校化することも決まっており、平成30年度以降はさらに受験者数を増加することが見込まれています。

神奈川県には、公立の中高一貫校は県立平塚中等教育学校、県立相模原中等教育学校、横浜市立南高校附属中学校、川崎市立川崎高校附属中学校と4校あります。また平成29年度には、横浜市立サイエンスフロンティア高校附属中学校が新設予定になっています。横浜市立サイエンスフロンティア高校附属中学校は、募集予定が80名と狭き門となるため、かなりの高倍率が見込まれます。その他の公立一貫校も私立入試と違い、合格者も定員以上を出さない点や、学費が安いという点から人気を集め、例年4~7倍と高倍率を維持しています。試験内容は適性検査が中心になりますが、県立相模原中等教育学校と、県立平塚中等教育学校では、「グループ活動」と呼ばれる試験も実施されています。「グループ活動」は与えられたテーマを基にグループで話し合い、発表するもので、集団の中での自己表現力や、中等教育学校での学習意欲を見る試験内容となっています。また、川崎市立川崎高等学校附属中学校では、適性検査の他に面接も実施しておりますので、私立中学校とは別の対策も必要になります。

また近年は、聖ヨゼフ学園中学校や横須賀学院中学校、横浜中学校といった学校は通常の4教科受験とは別に適性検査型入試も設けており、公立一貫校との併願がしやすいように、対策を打っている学校も増えてきています。学校によっては、横浜翠陵中学校のように入試日程を5回設けている学校もありますし、鎌倉学園中学校のように算数午後入試を設けている学校もあり、年々入試方法が多様化していますので、志望校や併願校の入試方法は常に確認しておくことが大切です。


【対応市区町村】
横浜市鶴見区、横浜市神奈川区、横浜市西区、横浜市中区、横浜市南区、横浜市保土ケ谷区、横浜市磯子区、横浜市金沢区、横浜市港北区、横浜市戸塚区、横浜市港南区、横浜市旭区、横浜市緑区、横浜市瀬谷区、横浜市栄区、横浜市泉区、横浜市青葉区、横浜市都筑区、川崎市川崎区、川崎市幸区、川崎市中原区、川崎市高津区、川崎市多摩区、川崎市宮前区、川崎市麻生区、相模原市緑区 、相模原市中央区 、相模原市南区、横須賀市、平塚市、鎌倉市、藤沢市、小田原市 、茅ヶ崎市、逗子市、三浦市、秦野市、厚木市、大和市、伊勢原市、海老名市、座間市、南足柄市 、綾瀬市、三浦郡葉山町、高座郡寒川町、中郡大磯町、中郡二宮町、足柄上郡中井町、足柄上郡大井町、足柄上郡松田町、足柄上郡山北町、足柄上郡開成町、足柄下郡箱根町、足柄下郡真鶴町、足柄下郡湯河原町、愛甲郡愛川町、愛甲郡清川村


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