四谷進学会は各地域の特性や受験動向に合わせてきめ細かく学習サポートいたします。

兵庫県の高校受験の近年の動向

近年の動向

◆県立高校
兵庫県立高校の入試は2015年度に大きく変わりました。 それまでは16学区に分けられていたのが2015年度より5学区に再編され、公立高校の選択肢が広がりました。16学区の場合、受験できる高校数は4~14校と少なかったのですが、再編後の5学区になりますと選択肢が9~34校に増えています。受験生にとって、選択肢が広がる事は大きなメリットとなりました。

2020年度の全日制普通科は定員18,134名に対し、志願者数19,180名となり、倍率は1.06倍となり前年1.07倍からは微減となっています。学校別でみると須磨東高校(普通科)が1.54倍(前年1.22倍)、尼崎稲園高校(普通科)が1.87倍(前年1.54倍)、西宮高校(普通科)が1.53倍(前年1.10倍)と高倍率となっています。偏差値帯の上位校は、神戸高校(1.08倍)、姫路西高校(1.10倍)、加古川東高校(1.28倍)と比較的高い倍率を維持しています。上位難関校は受験する生徒の層も例年あまり変わらないため、今後もこのような倍率を維持する事が予想されます。

◆私立高校
兵庫県では、私立高校の位置づけとして「公立が不合格だった場合の押さえ校」というような他県の一般的な高校受験と異なり、私立高校を第一志望とする生徒が多いのが特徴です。
これは、東京大学合格者が全国2位でもある灘高校を始め、甲陽学院高校、白陵高校など国公立大学への合格実績が豊富な上位校が多いことが要因となります。また私立高校は、それぞれの学校で独自の教育を展開している学校が多く、このような点で大学進学実績以外に、校風に関しても魅力を感じる生徒が多いことも要因といえます。

出願方式については、多くの高校で専願か併願かを出願時までに明らかにする必要があります。専願とは合格した場合に必ず入学することを約束して受験することで、併願とは合格した場合に公立高校の受験結果を待ってから入学するかを決めることができる受験方法です。専願の受験生は、ほとんどの高校で併願より合格ラインを下げて判定する措置が取られますので、私立高校を受験する時には、第一志望とする学校をしっかりと決めておく必要があります。



入試の仕組み

■  合否判定方法
内申点に学力検査点を加えた総合点を算出し、総合点の高い者から募集人員の90%を合格とします。残りの10%については、残りの受験者の内、ボーダー以上の者の中から各高校が定めた基準を基に選抜します。

■  学力検査点
5教科 各教科100点満点で500点満点

■  内申点
3年生の9教科の成績を5段階評価します。 さらに5教科を4倍、実技4教科を7.5倍します。
3年生 5教科×5段階×4倍+4教科×5段階×7.5倍=250点 合計250点満点


【対応市区町村】
神戸市東灘区、神戸市灘区、神戸市兵庫区、神戸市長田区、神戸市須磨区、神戸市垂水区、神戸市北区、神戸市中央区、 神戸市西区、姫路市、尼崎市、明石市、西宮市、洲本市、芦屋市、伊丹市、相生市、豊岡市、加古川市、赤穂市、西脇市、 宝塚市、三木市、高砂市、川西市、小野市、三田市、加西市、篠山市、養父市、丹波市、南あわじ市、朝来市、淡路市、 宍粟市、加東市、たつの市、川辺郡猪名川町、多可郡多可町、加古郡稲美町、加古郡播磨町、神崎郡市川町、神崎郡福崎町、 神崎郡神河町、揖保郡太子町、赤穂郡上郡町、佐用郡佐用町、美方郡香美町、美方郡新温泉町


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