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福岡県の高校受験の近年の動向

近年の動向

福岡県の県立高校受験は、県立高校の受験倍率については全国的に見ても比較的高いといえます。県内全体の倍率としては、2019年度は入学定員22,240人とのころ、出願者が26754人となり、県内全体の志願倍率は1.20倍となりました。ここ数年は、中学校卒業生数も、福岡地区(第4~6学区)はほぼ横ばい、北九州地区(第1~3学区)、筑後地区(第7~10学区)、筑豊地区(第11~13学区)は微減傾向にありますが、全体としてみると大きな変動はありません。

福岡県内の上位難関校として知られる学校の2019年度の倍率は、修猷館高校は1.58倍、福岡高校は1.42倍、など比較的落ち着いた倍率で推移しています。ただ、筑紫丘高校の理数科については2.38倍と他の上位校と比べても高倍率になっています。              

また、福岡県では2020年度から一部の学校で新たな入学者選抜方式を導入します。 具体的には、学力検査における特定の科目を重視した「特定教科の加重配点」での選抜方式を14校、また調査書(内申点)における特定の科目を重視した「特定教科の加重評価」での選抜方式を6校が導入します。基本的には、専門的なコースを設置している学校がこの新方式を利用しており、外国語系のコースを設置している学校では英語を加重配点とし、理数系のコースを設置している学校は数学や理科を加重配点としています。一方で、スポーツ系のコースを設置している学校では、調査書の保健体育を加重評価するなど、学校ごとの特色の見える選抜方式になっているといえます。

上記のように、大学受験の傾向でもある理系人気やグローバル化に伴い、今後、他校との差別化を図る意味で専門コースの新設等が出てくる可能性も予想されます。

入試の仕組み

■  合否判定方法
福岡県の合否判定の方法は、重複型で内申点と学力検査点の比重は5:5になっています。
内申点と学力検査点をそれぞれ成績順に並べ、各学校の決めた内申点と学力検査点の合格ラインを超える一定数(約6割程度)を「A群」とし、それ以外を「B群」とします。
「A群」に選抜された生徒は、調査書の内容に問題がなければ合格となります。
「B群」に選抜された生徒は、調査書の内容を基に、学力検査点やその他資料の内容を総合的に見て、合否を判断されます。

■  学力検査点
5教科 各教科60点満点で300点満点
※英語のみ55分(リスニング15分+筆記テスト40分)
※学校により傾斜配点を課す場合あり

■  内申点
3年生の9教科の成績を5段階評価します。
3年生 9教科×5段階=45点
合計45点満点


【対応市区町村】
北九州市門司区、北九州市若松区、北九州市戸畑区、北九州市小倉北区、北九州市小倉南区、北九州市八幡東区、北九州市八幡西区、 福岡市東区、福岡市博多区、福岡市中央区、福岡市南区 、福岡市西区、福岡市城南区、福岡市早良区、大牟田市、久留米市、直方市、 飯塚市、田川市、柳川市、八女市、筑後市、大川市、行橋市、豊前市、中間市、小郡市、筑紫野市、春日市、大野城市 、宗像市、 太宰府市、古賀市、福津市、うきは市、宮若市、嘉麻市、朝倉市、みやま市、糸島市、筑紫郡那珂川町、糟屋郡宇美町、糟屋郡篠栗町、 糟屋郡志免町、糟屋郡須恵町、糟屋郡新宮町、糟屋郡久山町、糟屋郡粕屋町、遠賀郡芦屋町、遠賀郡水巻町、遠賀郡岡垣町、遠賀郡遠賀町、 鞍手郡小竹町、鞍手郡鞍手町、嘉穂郡桂川町、朝倉郡筑前町、朝倉郡東峰村、三井郡大刀洗町、三潴郡大木町、八女郡広川町、田川郡香春町、 田川郡添田町、田川郡糸田町、田川郡川崎町、田川郡大任町、田川郡赤村、田川郡福智町、京都郡苅田町、京都郡みやこ町、築上郡吉富町、 築上郡上毛町 、築上郡築上町


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