桜蔭中学校の受験傾向と対策 | プロ家庭教師なら四谷進学会

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志望校別傾向と対策

桜蔭中学校の傾向と対策

算数（100点／50分）

桜蔭中学校の算数は、構成としては大問は5題程度で、最初の1題は小問集合、残りは応用問題となっています。
立体図形・数の性質・規則性・場合の数の分野が頻出です。特に立体図形は他の分野との融合問題もあり、点差が開きやすい分野でもあります。様々な融合問題を演習して、ここで得点を重ねられると合格へ近づけます。
また特殊算も出題されますが、旅人算・つるかめ算・周期算など、傾向が偏っているのも特徴です。
特殊算が苦手な方も上記の3種類は徹底的に演習しておきましょう。
また桜蔭中学では、解答用紙で考え方を書かせるスペースが大きく設けられています。公表はされていませんが、採点対象になっていると思われるので、答えまで導き出せなくても途中式で「どう考えて解いたのか」を明確に書き部分点をしっかり確保出来るように練習しておきましょう。

国語（100点／50分）

桜蔭中学校の国語は、大問は2題で、いずれもかなり内容の難しい長文です。小学生が時間内で解くには、かなり厳しいものと思われます。文章量と時間から考えると、いかに正確にスピードを持って文章を読めるかが鍵になります。また、記述形式の解答が多いので桜蔭の特徴で、150字以上の記述問題も例年出題があります。
物語の場合は登場人物の心情について考えながら読み進め、説明文の場合は段落ごとの要点をしっかり掴みながら読み進めましょう。また、日頃から自分の考えをまとめる練習をし、記述問題でしっかり点を取れるようにしましょう。

理科（60点／30分）

大問は4～5問程度で、女子校の中では問題数もかなり多めになっています。
まれに記述式の問題も出題されますが基本的には選択問題となっています。幅広い分野からの出題になりますので、基礎知識を身に付け、問題をいかにスピードを持って解いていけるかが鍵になります。特に実験・観察の問題は、どうしても時間が掛かってしまいますので、すぐに判断ができるように練習しておきましょう。

社会（60点／30分）

大問数は、年度によって3～4題です。各分野から幅広く出題される傾向にありますが、公民分野は比較的少ない傾向にあります。基本的には選択問題ですが、近年になり記述問題も徐々に増えてきています。例年、資料や年表・地図の読み取りの問題も出題されますので、しっかり対策しておきましょう。

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