四谷進学会による東京女学館中学校の傾向と対策です。

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志望校別 傾向と対策

  • 東京女学館中学校の傾向と対策

     東京女学館中学校の国語は例年大問3題構成です。

     長文は2題。論説・説明文系から1題、物語文から1題出題されるのが一般的なようです。

     文章量はやや多めでしょうか。特に物語文が長文化しているようです。ただ、特に時間を要する問題は多くないと思われるので読み取りのスピードアップはあまり気にしなくてもいいようです。文章の内容ですが、内容理解にはさほど困難さはないと思われます。内容としては深い文章も見られます。初見での内容把握は難しいと思われます。塾などで同様の文章を何回か読んだことがあれば把握が困難な文章ではないようです。これらの点について不安があれば対策が必要となるでしょう。

     東京女学館中学校の合格者平均は6割後半です。安定的にこの点数を取っていくためには2つのポイントが挙げられるでしょう。

     第1に漢字力です。東京女学館中学校では知識問題の出題がほとんど見られず、漢字が10題というのが最近の傾向のようです。配点はそこまで高くはないものの、ここで満点を取れる準備をしておく必要があります。出題内容は標準的なものです。同音異義、同訓異字、書きにくい字というように頻出事項です。十分に対処できます。

     第2に「読み方」の確立です。説明文ではよく目にされると思いますが、何についての話かというテーマを見つけ、それを含んだ主張を捜し、そう考える理由を捜すという読み方を確立し、その読み方で捕まえた大切なところに線を引いていく…そのような読み方が望まれます。一般的に女子はこのような読み方が苦手だとされていますから、なおのこと、このような読み方の確立をすべきでしょう。東京女学館中学校での出題も多いですが、言い換え部分の抜き出しの問題は、その意識で読んでいければ案外簡単に見つかります。この分野で差をつけられることは大きなアドバンテージになるでしょう。記述問題も説明文のところでは、「文中のことばを用いて」という条件付きです。該当箇所を文中から指摘することができれば記述すべき内容はほぼ確定されるわけですから、やはり読み方の確立を大切にしてください。

     物語文でも線を引きながら読んでいくことは大切です。主人公の設定をおさえ、その心情が把握できるところに線を引きながら読んでいくと、抜き出し問題が解きやすくなります。東京女学館中学校でも、このような出題は多いです。確実に拾える問題を拾うためにも、このような読み方の確立をすべきでしょう。

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