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志望校別 傾向と対策

  • 大妻中学校の傾向と対策

     大妻中学校の国語は例年大問3題構成です。

    長文は、小説・物語から1題、論説・説明文から1題、俳句とその鑑賞文から1題というのが一般的なようです。大問3題構成にしては各文章の量はやや多めです。読むこと、解くことに関してスピードが必要となります。しかも、合格点が低くはないので、確実に得点を重ねていかなければなりません。手際よく処理していく力が必要となります。文章内容についての対策は不要でしょう。物語文、論説文とも一般的な小学生に十分理解できる内容です。そうなると、俳句とその鑑賞文からなる大問3でどれだけ得点できるかということが最初の鍵になりそうです。

     俳句をはじめとした韻文の問題では、とにかく表現技法を中心とした知識問題で絶対に得点することが必要です。季語とその季節、切れ字の指摘とその意義はしっかりと定着させておきましょう。詩の問題とも共通しますが、「比喩(直喩・隠喩・擬人法)」・体言止め・対句・反復法の定義とその効果もきちんと定着させておきましょう。これらを問う問題が3問程度出題されるので、ここで確実に得点し、同種の問題に慣れておけば、合格ラインの得点は十分に見込めるはずです。

     他校に比べ、大妻中学校では空所補充の問題が多めに出題される傾向にあります。空所補充問題では、関連性を見抜く力と語彙力が問われています。文章の流れに沿うというと聞こえはいいですが、「なんとなく」記号を選ぶようでは合格点に届かない事態になりかねません。空所部とここが似ている、対だといったように明確な根拠を見つけたうえで空所部を想像していく姿勢をつけさせてください。語彙力が乏しければ、選択ができません。英単語を覚えるように単語帳を作ったり、短文を作ったり、単語集のような参考書を用いたりして語彙力の養成をはかってください。無理に範囲を広げる必要はありません。一度間違えたものを定着させるということで十分です。

     知識問題として四字熟語・文学史の問題が出題される傾向があります。四字熟語の内容は極めて一般的なので、絶対に得点できるように準備をしてください。どの教材を用いても対応は十分に可能です。文学史についても一度は触れておかれることをおすすめします。

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