四谷進学会による日本大学中学校の傾向と対策です。

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志望校別 傾向と対策

  • 日本大学中学校の傾向と対策

    日本大学中学校の国語は例年大問4題構成です。
    長文は、詩を中心とした韻文とその鑑賞文から1題、小説・物語から1題、随筆から1題、論説・説明文から1題というのが一般的なようです。

    文章量は少なめなので、読むスピードにこだわる必要はありません。ただ、大問が4つあるため、全体としては手際良さが求められます。設問自体は基本的なものが多く、記述問題も出題される頻度は低いといえるでしょう。高得点勝負となるので、ミスは極力なくしたいところです。

    日本大学中学校に限らず、韻文の問題では知識事項の徹底が不可欠です。短い表現で自らの思いを読者に伝えるためには、何らかの表現技法に頼るのは当然のことかもしれません。表現技法の定義とその効果を整理しておきましょう。得点力に直結します。詩の形式も頻出事項です。

    その他の読解問題では、指定字数での抜き出し問題が多く見られるのが特徴と言えます。その在りかを見つけていく際のポイントは、何をどのような形で求めているのか、設問の分析を行うことがまず挙げられます。設問にチェックを入れるのもいいでしょう。そのような作業を通して、捜しているものの「核」を見抜き、それがおしまいに来ているようなものを見つけるという感覚がついていけば、字数指定の抜き出し問題はうまく対処できるはずです。比喩的ですが、「おしまいから数える」ということです。本文の読み方では、極めてオーソドックスな方法で大丈夫でしょう。小説系では、場面→出来事→反応という流れに沿い、心情を予測できる箇所に線を引きながら読んでいければ十分でしょう。論説文系では、テーマを見つけ、それはどのようなものかという定義を見つけ、それについいての筆者の主張を追いかけます。そう考える理由は第2に大切なものとして欠かさず見つけられるように意識しながら読んでいければいいでしょう。

    漢字は、各大問で3~5問出題される傾向にあるので、全体としては結構な量になります。基本的な内容なので、ここでの失点は避けたいです。標準的な漢字のテキストを3周くらいすることで万全の準備をしておいていただきたいです。語句の意味を問う問題も頻出事項です。普段から「単語帳」のようなものを作って勉強していくのもいいかもしれません。

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