四谷進学会による三田国際学園中学校の傾向と対策です。

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志望校別 傾向と対策

  • 三田国際学園中学校の傾向と対策

    三田国際学園中学の国語は例年大問2題構成です。
    長文は、小説・物語から1題、論説・説明文から1題となっています。文章量は標準的なので、読むスピードにこだわる必要はないようです。また、文章の内容ですが、これも標準的な内容と言えます。三田国際学園中学受験において特徴的なのは記述問題でしょう。「あなたの考え」を問う問題が、大問ごとに最低一つは出題される傾向にあります。当然この対策が必要となりますが、特別なことは必要なく、むしろ基本的な力をつけていくことで十分に対応できます。というのも、質問が具体的であり、どういうことを内容として書かなければならないかは明確になっているからです。したがって、この問題では「独創的な」発想を求めているのでなく、文章をきちんと読み取っているか、設問の指示内容をきちんと読み取っているか、それらの力があるかを見ようとしていると思われます。

    むしろ、個別の対応が必須なのは、「グラフを読み取り、記述していく」問題です。都立中等教育学校入試での問題をイメージしていただければいいと思います。ただ、都立の問題に比べると三田国際学園中学の問題のほうが難易度が高いと思われます。というのは、解答の条件として本文の理解もきちんとなされていなければならないからです。最初はとまどうことも多いと思われます。100字での記述というのもハードルが高い方もいらっしゃるかもしれません。習熟していく必要があります。これらの問題でいかに部分点が取れていくかが鍵になるでしょう。模試による一元的な偏差値で合否を判断できない学校と言われるゆえんはここあたりにあるように思われます。

    穴埋めの問題として接続詞、副詞の挿入の問題も頻出ですが、比較的容易と思われます。副詞と接続詞の違い、接続語の用法をしっかりとおさえておき、確実に合いたいところです。指示語の内容を問う問題も頻出事項です。すこしひねったところが見られますが、基本的なやり方の徹底で正解へとつなげたいところです。

    他の問題との比較にはなりますが、漢字は解きやすいでしょう。基本的な同訓異字・同音異義語をベースに出題されています。ここでの取りこぼしは響きそうなので、基本的な漢字の習熟は欠かせません。知識問題の出題割合は低いですが、対義語・同義語は出題されたことがあります。基本的な内容なので、ここも確実に押さえておく必要があるでしょう。

     

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