四谷進学会による開智日本橋学園中学校の傾向と対策です。

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志望校別 傾向と対策

  • 開智日本橋学園中学校の傾向と対策

    開智日本橋学園中学校の国語は例年大問2題構成です。
    長文は、小説・物語から1題、論説・説明文から1題となっています。文章量は標準よりやや少なめなので、読むスピードにこだわる必要はないようです。文章の内容は一回目と二回目とではかなり異なっているので注意が必要です。具体的に申し上げると、二回目では高校入試で出題されるような文章を用いた例が目立ちました。この回の受験を検討されているのなら、それに対する対策が必要となります。一回目は比較的標準的な内容ですが、言語論・社会論といった現在の中学入試では主流とは言えないテーマからの出題があるので、そのような文章にも慣れておく必要がありそうです。

    物語文の読解では、「主人公の立場になって読み進める」という読み方を言われることがあると思いますが、この学校では、「大人の視点」というものを求めている節が見られます。したがって、小学生としての等身大の感覚的なものではなく、客観的な方法に沿っての読解力が求められます。物語文であれば心情把握のための客観的な方法、論説文であれば段落ごとの要点をつかみながら全体を読み進めていく方法の確立がふさわしいでしょう。記述では、50~100字での記述問題も例年出題されています。主に物語文からで、場面構成の把握を基に、登場人物の心情を記述するという形式で出題されています。自分の言葉を持って記述できることを求めているようなので、単に文中の表現の切り貼りではない記述力をこつこつと身につけていく必要があるでしょう。穴埋めの問題として接続詞、副詞の挿入の問題も頻出ですが、比較的容易と思われます。副詞と接続詞の違い、接続語の用法をしっかりとおさえておき、確実に合いたいところです。指示語の内容を問う問題も頻出事項ですが、比較的容易と思われます。基本的なやり方の徹底をすべきでしょう。

    知識問題としては、二字熟語の構成・助動詞の意味の識別が頻出事項となっています。助動詞の意味の識別は、「(ら)れる・そうだ・ようだ・ない」などが出題されています。どちらも基本的な内容での出題なので、ここもきちんと押さえておきたいところです。

    最後に、出題傾向が完全に固定されているわけではないことを付しておきます。当然のことを申し上げるようですが、説明会での学校側の話を直接聞かれることをお勧めいたします。

     

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