四谷進学会による都立白鴎高校附属中学校の傾向と対策です。

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志望校別 傾向と対策

  • 都立白鴎高校附属中学校の傾向と対策

    【選抜方法】

    都立白鴎高校附属中学校の選抜方法は、
    報告書300点+適性検査点700点の合計1000点満点で選抜します。

    報告書
    5年生:8教科×20点満点⇒160点
    6年生:8教科×20点満点⇒160点
    合計320点を総合成績時には300点に換算します。

    ※8教科:国語・算数・理科・社会・音楽・図画工作・家庭・体育

    ※20点満点:成績表の3→20点・2→10点・1→5点で計算します。

    適性検査点
    適性検査Ⅰ:100点満点/45分⇒総合成績時に300点に換算します。
    適性検査Ⅱ:100点満点/45分⇒総合成績時に400点に換算します。

    合計700点満点

     

    【対策】

    適正検査

    適性検査Ⅰは、平成26年入試では約2ページに渡る長文1題で設問が3問という構成でした。
    文章内容は、小学生にとっては馴染みの薄い和歌に関する文章です。ただでさえ馴染みの薄い文章である上に1つの文章量が多いため、内容を理解する上で難易度は比較的高いといえます。
    適正検査Ⅰでは、与えられた文章から課題を発見するとともに、自分の考えや意見を正しく表現して、適切な文章にまとめる力をみることを目的としていますので、しっかりと文章内容を把握することが重要になります。設問1、2は文章内で筆者が述べていることを要約する問題になります。この設問が指している部分について、文章内に棒線等が引かれていないため、文章を読んでから問題に入ると、内容を正確に理解していないと問われている部分を探すのに時間が掛かる可能性があります。事前に問題文を読んでから、長文に臨むことで問題に問われている点に特に注意して読むことができます。設問3については、自分の思い出や体験を基に400~500字で記述する問題になります。問題で問われている内容に沿いつつ、自分の体験を踏まえ意見を述べるというのは、難易度が高い問題といえますが、得点差が開きやすい問題にもなります。過去問や、国語の問題集などを解く際に、白鴎中学校で問われるスタイルで記述する練習をしておくと良いです。改行などの文章構成も見られる部分になりますので、その点にも注意して書くことが重要です。

    適正検査Ⅱ

    適正検査Ⅱは、平成26年度入試では大問3題で設問が8問という構成でした。
    適正検査Ⅰで、国語の読解力・文章力を問われているのに対し、適正検査Ⅱでは数理的な分析力を問われているといえます。思考力、判断力、表現力を生かして問題を解決する総合的な力をみることを目的として作成されているため、問題についても、理科分野な内容の問題と社会分野の問題、算数分野の問題とそれぞれが出題され、資料から内容を読み取り分析する問題が頻出になります。大問1・2の文章内容は比較的読みやすい内容になっていますが、小学校で履修する理科と社会の範囲を、しっかり学習しておくかどうかで、問題をスムーズに解けるか差が出ます。また資料を読み、条件を整理出来なければ、時間が掛かり、最後の算数の規則性の問題を解く時間がなくなってしまいます。実際に書き出し法則を見つけることも慣れれば比較的スムーズに解くことができますので、過去問の似た問題や、問題集などを繰り返し解くことが重要になります。制限時間45分から時間配分をしっかり考えて解けるよう練習しておくことが必要です。

     

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