四谷進学会による慶應義塾湘南藤沢中等部の傾向と対策です。

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志望校別 傾向と対策

  • 慶應義塾湘南藤沢中等部の傾向と対策

    算数(100点/45分)

    慶應義塾湘南藤沢中学校の算数は、大問6題程度になります。
    45分という時間の中で設問数が例年16~18問あり、1問あたりに掛けられる時間が平均3分前後と、スピードと正確性を重視した問題構成になっています。
    大問1で出題される計算問題は、小数や分数を使ったケアレスミスを誘発する設問が多いのも特徴です。また還元算は例年出題がありますので、演習して得点源にできるようできると良いです。
    「割合と比」から食塩数の濃度と速さの問題も頻出単元になります。特に濃度の問題は苦手な生徒も多いので、過去問を繰り返し解き慣れておくと良いでしょう。「図形」問題も例年4題前後出題されています。特に立体図形の体積や表面積は正答率も低いので点差が開きやすい問題とも言えます。しかし、設問数と試験時間から考えると1問1問にあまり時間が掛けられませんので、時間を掛けて1問解くよりも、解く問題と解かない問題の取捨選択を行う判断力も重要になっていると言えます。

     

    国語(100点/45分)

    国語は例年大問4題で、知識問題1題、長文2題、条件作文1題という構成です。
    算数同様に時間の割に設問数が多いので文章を読むスピードと時間配分には注意が必要です。
    長文読解は、内容的には難易度は高めと言えます。物語文は、物語の場合は登場人物の心情について考えながら、情景をイメージして読み進めることがポイントです。論説文や説明文の場合は段落ごとの要点をしっかり掴みながら読み進めましょう。逆説等の指示語の後には筆者の述べたい要点や重要事項が記載されていることが多いので、特に注意して読むのも重要です。
    条件作文は、慶應義塾湘南藤沢中学校の国語の一番の特徴とも言えます。与えられた図や絵を文章で説明したり、詩のイメージを表現したりする問題となります。字数制限がある年と、ない年とがありますが基本的には100字前後で自分の意見をまとめられるかが鍵になります。日頃から、記述問題に取り組む際に、ただ記述するのではなく、起承転結を意識して要点を定められた字数に収めて書く練習をしておくと良いです。

     

    理科(50点/25分)

    理科は例年大問4題構成です。
    試験時間が25分で設問数も25問前後の為、1問につき平均1分で解いていかなければなりません。
    各分野の頻出単元はありますが、覚えた事をすぐに思い出し書きだすアウトプットの練習を繰り返し行い、問題を解くスピードを上げる必要があります。特に「力のつり合い」「ばね」の単元は計算問題になりますので、早く解きながらも計算ミスの内容に注意しなければなりません。また、地学分野の「天体」「地層」、生物分野の「植物の仕組み」なども頻出になりますので対策をしておくと良いです。過去問を繰り返し解き、時間と問題量に慣れておくことが重要になります。

     

     社会(50点/25分)

    社会は例年大問5題前後になります。
    理科同様に時間に対しての問題量が多いため、スピードが求められます。全ての問題が解ききれない可能性もありますので、問題を解く優先順位を予め決めておくことも重要です。自分が得意な単元でしっかり得点を積み上げることがポイントになります。地理分野からは、地図やグラフの読み取り問題が頻出になります。特に産業や貿易に関する問題が頻出ですので対策をしておくと良いです。また例年、時事問題が出題されていますので、新聞やニュースは読んで、分からない語句などは調べる癖をつけておくことも重要です。

     

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