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志望校別 傾向と対策

  • 東京大学の傾向と対策

    理科一類

    英語(120点/120)

    東京大学の英語は例年、大問5題構成です。120分の内30分で大問3のリスニング試験となり、試験開始から約45分後に開始されます。大問は5題構成ではありますが、大問1,2,4は(A)(B)に分かれており、リスニングの大問3を除くと7題を90分で解く必要があるため、時間配分と問題の取捨選択も重要になります。各大問の内容は、大問1は(A)文章の要約、(B)文章補充、大問2は(A)(B)ともに自由英作文、大問3がリスニング、大問4が(A)文章中の誤りを見つける問題、(B)が下線部和訳、大問5が長文読解になり、バランス良く出題されていると言えます。文章については、語彙や単語は比較的難易度の高いものあまり使われていませんが、文脈等が難しい題材からの出題になるため、単語が読めるから内容理解出来る訳ではないという点に注意が必要です。リスニングでは、比較的難易度の高い英文を題材にし、分量も30分と多いため、得点差がつきやすい問題になりますので十分な対策が必要になります。しかし解答形式が選択問題になりますので、要点をしっかり聞きとる事が出来れば得点に繋げられるはずです。大問5の長文読解では例年800~1000語の長文になります。時間があまりない中で読み進めなければならないため、速読力が問われています。題材は小説が多いと言えますが、他大学ではあまり出題されないエッセイの出題もありますので、過去問を繰り返し説いて文章の流れに慣れておくことが重要になります。

     

    数学(120点/120分)

    東京大学の数学は例年、大問6題構成になります。小問数は例年10問前後でしたが、2014年度では17問と大幅に増えました。毎年、出題内容などは固定ではありませんが、空間図形や微分積分、場合の数と確率などは比較的頻出と言えます。全体の傾向としては、特別な知識を要する問題は少ないですが、一方で高いレベルの発想力や問題の本質を見極める思考力を問うような問題が多く出題されています。以前に比べ典型的な問題も出題されるようになってきた面もあり、各単元の本質を理解し典型問題をしっかり処理する力も重要になっています。また典型的な問題内容を組みかえたり、条件を読み替えるなどの出題もありますので、質の高い問題を考えて解く事が対策になると言えます。東京大学の数学は例年、5割程度が合格ラインと言われています。自分の得意分野を見極めて解ける問題と時間を掛けない問題とを取捨選択して解き進める事がポイントになります。

     

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