四谷進学会による甲陽学院中学校の傾向と対策です。

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志望校別 傾向と対策

  • 甲陽学院中学校の傾向と対策

    算数(200点/110分)

    甲陽学院中学の受験は2日間に渡って行われ、算数は1日目が100点/55分、2日目が100点/55分となっています。年度によってバラつきはありますが、合格者平均は120点前後ですので目安として7割を取れれば合格ラインと言えるでしょう。1日目、2日目ともに大問は6題構成で総設問数は15問程度になります。
    例年、「図形問題」は頻出になります。図形は、全体の約3割ほども出題され合否を分ける分野とも言えます。他の分野としては、「速さ」「規則性」「数列」は頻出単元になります。例年、出題されている単元の傾向がはっきりしているため、過去問を繰り返し解くのが有効になります。全体と通して、計算式や考え方を書かせるようになっていますので、解答を導き出せなくても、途中式で「どう考えて解いたのか」を明確に書き部分点をしっかり確保出来るように練習しておきましょう。

     

    国語(200点/110分)

    国語も2日間に渡り実施されまして、1日目が100点/55分、2日目も100点/50分となっています。
    構成は1日目、2日目ともに長文2題という構成になります。説明文・随筆文・物語文から出題され、半分以上が記述式の解答形式になります。55分という試験時間から考えると文章を読むスピードと内容理解の両方が必要になります。また慣用句などが長文の中に出てくるため文章を読む上で語彙などの知識が必要です。随筆文は、文章内容の難しいものも出題されますが、段落ごとに内容を整理し読み進めていくことで要点を掴めます。記述問題が得点の鍵を握り、100字ほどの長文記述も出題されるため、いかに要点を捉え文章化できるかがポイントになります。日頃から、自分の考えを文章化したり、物語の要約を記述して演習をしておくことと良いです。

     

    理科(100点/55分)

    理科は例年大問6問程度になり、各分野から幅広く出題されます。
    特に物理分野・化学分野が出題数は多めになっています。物理分野では、てこやバネなどの力学の計算問題が頻出です。化学分野では水溶液、地学分野では天体など比較的、例年出題される単元が決まっています。過去問を繰り返し解き、傾向に慣れておくと良いです。
    物理・化学での計算問題は難易度が高く、解くのに時間も掛かるため、地学・生物分野では極力時間を掛けずにスピードを持って解き進められると良いです。また全体を通して、実験や観察に関する問題が多いので、塾のテキストを使用しての学習においても特に実験・観察の部分には重点を置いて対策し置くことも重要です。

     

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