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志望校別 傾向と対策

  • 大阪府立高校の傾向と対策

    内申点と教科別傾向

    ≪合否判定方法≫

    内申点に学力検査点を加えた総合点を算出し、総合点の高い者から募集人員の90%を合格とします。
    残りの受験者の内、ボーダー以上の者の中から各高校が定めた基準を基に選抜します。

    【内申点・学力検査点】

    大阪府立高校の入試では前期・後期で内申点の換算方法が異なります。
    前期では、3年生の成績を9教科それぞれ10段階評価し、その内、国数英以外の6教科を2倍にして150点満点として計算します。

    3教科×10段階+6教科×10段階×2倍=150点満点

    後期では、3年生の成績を9教科それぞれ10段階評価し、主要5教科を3倍、実技4教科を5倍にして350点満点として計算します。

    5教科×10段階×3倍+4教科×10段階×5倍=350点満点

    学力考査は、国数英3教科は必須になり、各学科によって小論文・面接・実技が実施されます。
    また配点についても各学科によって異なります。

     

    入試の傾向と対策

    英語

    英語は前期が大問3題構成、後期が大問4題構成になります。
    いずれもリスニングが約10分出題され、残りの問題を40分で解く形になります。
    前期入試では約400語以上の長文読解、後期では約500語以上の長文読解があり、長文を読むスピードと内容理解が求められる試験内容と言えます。長文読解では、内容一致問題・空欄補充・英作文が出題されます。特に英作文は前期では和文英訳、後期では約30語で与えられた内容を記述するテーマ作文となり、いずれも得点差が開きやすい問題になっています。無理に難易度の高い単語や構文を使おうとすると、綴り間違いでも減点されてしまいますので、自分が間違いなく確実に書ける単語や文法・構文を使い文章を作ることが重要です。

     

    数学
    大問1 小問集合
    大問2 小問集合
    大問3 関数
    大問4 図形

    数学は、前期・後期ともに大問4題構成になります。
    いずれも、小問集合が最初に出題されます。特に前期では、大問1・2が小問集合になっており、配点全体の約45%を占めているので重要になります。各単元の基本的な内容の理解と演習を繰り返し、着実に点数を積み上げられるようにする必要があります。
    前期・後期ともに点差が開きやすいのが、図形問題です。特に線分の長さや、面積・体積を求める問題は頻出で正答率も低くなっています。図形に関しては出題傾向が決まっていますので、過去問を中心に繰り返し解いて慣れておくと良いでしょう。証明問題に関しても、パターンが決まっているので特に相似と合同に関しては演習しておくことが重要です。

     

    国語

    大問1 小説
    大問2 説明文
    大問3 古典
    大問4 漢字

    大問1は小説で主人公の感情を読み取り、文章で答える記述式の問題が出題されます。主人公の気持ちになって読み進めていく必要があるので、普段から小説を読んで慣れておく必要があるでしょう。
    大問2の説明文は、読解力だけでなく知識も問う問題が出題されます。文章内に書かれている答えを導き出す練習と共に、文章を読む上での文法が語彙力が必要になります。
    大問3の古典も、例年出題されています。基本的な古文単語や文法を理解していれば、しっかり点は取れるはずです。教科書レベルのものは、しっかり覚えておきましょう。

     

    理科

    大問1 生物
    大問2 物理
    大問3 地学
    大問4 化学

    大問1の生物では、人体の作り・植物・動物が出やすい傾向にあります。ただし、例年決まった単元からの出題はないので、満遍なく勉強しておく必要があります。実験や観察などでも結果だけでなく、なぜそうなったのか流れを含めて覚えておくとよいでしょう。
    大問2の物理では、物体の運動エネルギーの範囲が出題されやすいと言えます。この範囲と共に電流の計算問題も出題されやすので、計算問題のパターンを掴んでおきましょう。
    大問3の地学では、天気・地層から出題される事が多いようです。ただし、毎年同じ分野から出題される事は少ないですので幅広い基礎知識が必要になります。また全体を通じて、記述問題も出題されますので、問いに対しての文章で回答する訓練もしておきましょう。
    大問4の化学では、実験に関する問題が出題されやすいので、実験の問題をこなしておいた方がよいでしょう。その際に、使用する実験器具の名称や実験結果等も覚えておくと応用が効きやすいと思います。

     

    社会

    大問1 地理・歴史・公民
    大問2 地理・歴史・公民

    社会では、大問2題の中に各分野から出題されます。
    全体を通して資料やグラフからの内容の読み取りや、問いに対しての記述問題等が出題されますので、資料を読み解く練習をしておきましょう。
    公民は、政治か経済のいずれかから出題があります。またこちらでも資料からの内容の読み取りの問題も出題されますので、資料を読み解く練習をしておきましょう。
    歴史に関しては、難易度は標準レベルで教科書をしっかり覚えておけば対応できると思います。しかし、範囲が広いので自分の中で得意分野・不得意分野をしっかり区分けして対策を立てていきましょう。
    地理は、日本の産業の分野からの出題が頻出です。先にも説明しましたが、ここではグラフや資料の読みとる力が問われます。過去問を繰り返し解き、慣れておくとよいでしょう。

     

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